大長谷のアミーゴ・スギさんを紹介しましょう。
アミーゴは,私たちの間ではトマトマンと呼ばれています。そう,大長谷であま〜いトマトを作る名人なのです。
今回は,アミーゴのトマト畑を見学しました。アミーゴの畑を見せてもらったのは初めて。大長谷の谷の合間に畑があるのではなく,山間の日当たりの良いところにアミーゴは今年から畑を作りました。あたりは,山の水をかけ流した水田もあり,その元気な稲の緑をみれば,実りの豊かさを感じます。
とにかく甘くする。アミーゴのつくる野菜は,なんだって甘いのです。ニラも甘く,生で食べられる。なすびも甘い。なんだって甘い。そのためには野菜を甘やかさない。しっかり根を張るように水をやらず,大長谷の朝霧の水分に任せる。
こんなに甘い野菜を作る秘訣は?と聞けば,「一に甘いマスク,二に甘い言葉,三に甘い考え」との3原則を教えてくれた。大丈夫か!アミーゴ!
アミーゴは,その昔,カフェをやっていたらしいおうちを改造中。素敵なところにあります。もちろん,こんなところでカフェはできないだろうけど,カフェあったら,きっと毎週行きたいなぁ。
このあたりはまるでロシアのダーチャ。
アミーゴと私たちの野望。それは,大長谷でのビーツ作り。昨年,私たちが育てたビーツを見て,今年はアミーゴも挑戦することになりました。私たちより広い畑一枚をビーツ畑にするそうです。これがその畑。まだ今年は初めての挑戦。試験的栽培といったところです。売れるのかどうかもわからないのに作る男意気です。
私たちが作る「ながたんビーツ」はあくまでも素人の遊び。それでも昨年作ったビーツは,多くのロシア料理好きの友人やロシア人にも喜んでいただいたし,それでこさえたたんこさん特製のボルシチは,本場のボルシチに負けない美味さでした。アミーゴは,甘いマスクと甘い言葉と甘い考えで,きっと私たちのビーツよりも大きく甘い「ながたんビーツ」をつくることでしょう。がんばれ,アミーゴ!
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