タジキスタンは、タジク語で聞くタジキストンと聞こえる。なんだかかわいい。
タジキスタンへの出張は、朝から晩までの行事で、サナトリウムが宿だったので、ネット環境はもちろんなし。たんこさんにショートメールを送るのが精一杯でした。
タジキスタンのフジャンドに赴きました。
タジキスタンは農業国家。綿花栽培が盛んで、広大な綿花畑が広がります。

旧ソ連内の共和国だったころは、つよくソ連流の近代化政策が行われましたが、やはりタジク人のこころは忘れず、ロシア宮廷建築の博物館のなかには、しっかりとタジク様式を取り入れ、伝統を守っていたのがわかります。

単にタジクの伝統を残すだけでなく、ソ連時代の遺産も残しています。その遺産は、よきつけ悪しきにつけ、歴史は歴史として残す態度があるようです。そのため、レーニン像などはそのまま取り壊さず残しています
ソ連時代に入植したロシア人たちは、ディアスポラとしています。彼らもまた、タジク国家のなかで、ロシア文化を守ろうとしています。ソ連崩壊し、新たに国境が生まれ、ディアスポラが生まれ、それでもどっこい生きて、彼らんとか自らの存在証明を残し続けます。

(ちょうど訪れたフジャンド市内ロシア人ディアスポラの祭典にて撮影)
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