大長谷の津田のおばあちゃんがこさえてくれました。
「おおばまんま」というにぎりめし。ご飯にきなこをかけて,それを朴葉でくるむ。

まるでトトロのつくったおみやげみたいだ。

朴葉を開けると,朴葉の香りが鼻をくすぐり,特別なにぎりめしになります。
「おおばまんま,こまんま〜♪」と歌を歌いながら津田のばあちゃんはこさえてくれました。こんな歌も記憶にとどめておきたい大切な歌のように思います。その昔,田植えの手伝いに皆が集まり,こうした「おおばまんま(朴葉マンマ?)」をこさえて集まったそうな。
翌朝,村は春の山菜祭り。
餅つきがはじまりました!

ヨモギを入れて,よもぎ餅ができました。鮮やかな緑が入り,お持ちは春の香りでいっぱいになりました。そのよもぎ餅が朴葉にくるまれ,振る舞われました。
これもまた,なんだかトトロの特別なご馳走のようでした。

太地さんは1個半,舞ちゃんも2個半,私は3個もたべちゃいました。

この大長谷には,たくさんのトトロがじいちゃんやばあちゃんの顔をしているのです。
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