たんこさんが草むしりに精を出す。ビーツの芽がでて、雑草にビーツが負けないように愛情を注ぐのだそうだ。そうすると、おいしいビーツができると固くたんこさんは信じている。

今年はかりんさんがまだ幼いから、農作業はまかせたわって言ってたくせに、うきうきしながら草むしりをするたんこさん。
子育てっていうのは、一日中子供と向き合っているってことだから、無心に雑草に向き合うのも、気分転換になるのかな。
かりんさんはマンマの農作業中、口を開けて熟睡中。

親の手伝いはおろか、農作業なんて全く関心もなく、その気もないたいちさんも、たんこさんのうきうきに感化されて、肥料と土を混ぜて、捏ねて、ほったらかしだった自分の花壇を造成中。

おうちのなかに残された寄寓人は、寝ているかりんさんを隣に、ワインを飲みながら、小説片手に、のんびりと静かな時間が流れるのを愉しみました。気持ちのいい静かな山のひとときでした。初夏のながたんは、癒されます。
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