ちょー辛〜い!甘い!辛〜い!とジェットコースターのような料理。それが私にとっての韓国料理。それほど得意じゃない。辛さのなかにいろんな違いを見つけるのができないのかな。仕事で韓国に行くと,いつも気合いの入った歓待を受ける。料理もそう。焼き肉のときには,なんだかわくわくするけど,気合いの入った宮廷料理などがでてくると,むむむっと身構えてしまう。私は,よほどいつも一緒に仕事をする仲間との食事会でないと,ゆっくり食事を味わえない小心者だ。韓国で出てくる大皿料理というか,ひとつのお皿の料理をみんなでつつく料理は,小心者にとってはつらい。人気のない料理を主に食べてしまう。人気のない料理を食べていると,気に入ったのかと思われて,また,注文されてでてくる。みんなでつつくというのは,むずかしい。
昨日まで2泊きりの短い韓国出張では,ひとりひとりに小皿で出してくれる韓国レストランでの夕食会があった。こうして出されると,少し落ち着いて韓国料理を味わえた。白いテーブルクロスに白い陶磁器でだされる赤や黄色の料理はなかなか美しい。辛さは抑えめだったせいか,最後までおいしく頂きました。

韓国創作料理のレストランだそうで,韓国であることを特に主張していないやけにちっちゃいけどおいしいアワビのソテーもでてきました。

貝殻の下に盛ってある塩をちょいとつけて食べると,マッコリにとても合いました。焼き肉以外に韓国料理にさほど触手がうごかない私でも,マッコリはうまいと思う。
コリアナホテルの近くの教会のすぐ横のレストランでした。

それにしても,いつも欧州を中心に働く私にとって,韓国は海外というにはあまりに近い。朝6時過ぎにホテルを出て仁川空港に向かい,昼前にはもう日本で仕事に戻っている。うまくいっていない日韓関係,隣人とのつきあいは近いからってうまくいくわけじゃないけれど,うまくいけばもっともっといろんなことができるはず。
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