喫煙者にとって海外の事情っていつも気になるものだ。
ローマに出張したので,わずかな経験から,ちょっとローマの喫煙事情について話しておこう。
ローマも建物のなかでは喫煙できない。でも建物をでると,喫煙についてはあまり制限がない。
まず空港。喫煙者なら,セキュリティを通れば喫煙場所がないと思って,空港に入るときは身構えるでしょ。多くの欧州の空港はそうだし,あってもそれなりに探し当てるのも面倒だったり,ゲートから遠かったりするので,喫煙コーナーなんてないだろうと思ってたけど,ローマの国際空港では喫煙所が身近にある。利用した第一ターミナルのGゲートには喫煙所があった。案内にもちゃんと書いてあるので,難なく探せる。そういえば,Gゲートに行く途中にもあった。到着時も,空港の建物を出れば,そこら中に灰皿。喫煙者になんら不便はない。わざわざ旅行前に喫煙場所をネットで検索するってことはしなくても,ダイジョーブ!
ホテルは?もちろん,建物の中はだめでしょ。試しに,チェックインのときに「喫煙部屋ってあるの?」と聞くと,ないって答え。「いいよ,気にしない。」って答えると,「ま,夜は窓開けて外に向かって煙だしてくれたら,吸ってもいいよ。」ってウインクされちゃった。ホテルのおじさん,やおら煙草を出して階段で火をつけながら,外に出て行った。建物のなかはダメでしょ!と客の私が叫びそうになった。なんだか煙草に対して非常におおらかなのか,ルールの線引きがおおらかなのか,単に安宿だったからか。
テルミニ駅構内は煙草はダメだけど,両端出口に灰皿がおいてあって,たくさんの人がぷかぷか。街中,たばこの香りがしそうだ。
とにかく建物の中はダメ。屋外にでれば,そこら中に灰皿。歩き煙草散見。ポイ捨て散見。そんな印象だ。
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