大長谷の風景もすっかり秋深くなり,冬がひたひたと迫っています。

先週まで国内出張と海外出張の連続で,しばらくお山を留守にしていると,お山のみなさんから久しぶりだと笑顔で迎えられて,あぁやっぱり大長谷は素敵だと改めて心にしみました。
畑はもちろんもう終局。留守にしている間に狸かハクビシンにせっかく太った大根を献上することになってしまいました。きゃつらの食べ方はひどい。おいしそうな太った大根ばかりを狙っているのですが,中途半端に食べてほったらかし。ひどいものです。

それでも数本は残してくれていましたし,赤蕪も少し採れたので,冬野菜は留守が長かったわりにはなかなかなものです。ビーツも残るは小さなものばかり。今回でおいしそうなビーツは収穫しました。今年のビーツは,みなさんからの評判もよかったし,わたしたちも美味しくいただきました。大長谷の気候と土壌に合っているようです。いつか大長谷の名産にならないかと夢見ています。


今月はまだまだ休日に休みのとれない忙しさで,お山を愉しむ時間が少ないのですが,心は雪に埋もれたお山の生活です。雪にうもれたお家で熱燗と鍋を囲む楽しさは,私たちの冬の一番の愉しみなのです。お山のおじいさんやおばあさんも,冬はいつもに増してのんびりで,それだけ温泉での語らいは心和む愉しみです。
[3回]
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