ちょっとお仕事でエレバンへ。
せっかくだから,ゲガルド修道院まで足を伸ばす。
世界遺産らしい。いや,たまたま仕事でエレバンにきただけで,アルメニアのについて,よくわかってない。
アルメニアは,石を建築用資材として輸出している。石ごろごろの国だ。岩肌が目立つのは,エレバン市内でも,郊外でも一緒。
ゲガルド修道院。岩肌をくりぬいてできたような修道院。
なかは真っ暗で,太陽の光が差し込む以外は,蝋燭の火の光。

こうした13世紀の修道院の洞窟を歩くうちに,なんだかあちらからハリソン・フォードが走ってきそうだと思った私は,ちょっと不謹慎かな。
ハレルヤ!太陽のレイが十字架を指す。君は光をみたか?ジョン・ベルーシの気持ちになった。
いやはや,観光嫌いの私が行くと,ダメだね。でも,ほんとうにすばらしい修道院でした。
門前には,地元のひとたちが,こうして特産品を売る。なんだかよくわからない味のもの,グレープの絞り汁を干して紙のようにしたもの,あとはドライフルーツ,バターと砂糖で作ったクリームを包んだパンなど。
エレバンに戻り,アルメニア料理。
アルメニア料理は美味しかったけど,何が特色なのか,実のところわからなかった。
そして音楽。きっと,知れば知るほど楽しいのだろう。場所とはそういうものだ。次から次へと場所を移っても,何一つ特別なものは見つからない。きっと,そういうもんだろう。

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