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富山とウラジオストクを結んでいたウラジオストク航空便が、クリスマスイブをもって運休することになったそうな。
理由は、機材であるYak-40の退役によるものだそうだ。 古めかしくて、窓なんかまんまるで、おしりから搭乗し、一応座席番号はチケットに印字されているものの、お好きなところにどうぞという感じで、まるでバス感覚。レトロスペクティブなこの飛行機は、なんだか富山という地方空港にはお似合いでした。 たんこさんとたいちさんを連れてウラジオストクを訪れたときに、ふたりともこのレトロな飛行機にとても興奮していたことが思い出されます。 さようなら、Yak-40!お疲れさまでした。 運休は来年3月25日までだとか。またちっちゃな飛行機がウラジオストクから飛んできますように。 PR |
東京出張やらなんやらで,なかなかお山から遠ざかっているこの頃です。
東京の街を歩けば,大長谷でこの2年間で出会った人の数の何千倍の人に一瞬で出会ってしまいます。大長谷では,車で横を通りすぎると御挨拶,散歩に出かけると出会う人たちにひとりひとり手を挙げる。駆け抜ける車も御挨拶に短いクラクション。東京でそれをやれば,大変なことになってしまいます。 このブログにもリンクされている「Zushitto逗子」が幕を閉じるそうです。とても楽しいブログの終わりを惜しむ人も多いことでしょう。お疲れ様でした。 寄寓人は,週末のお山のお話を主に綴ってきましたが,山でぼけっとしていながらも,一方で仕事でもお山のことでもネットにかじりつくのは,なんだか奇妙な感じがします。地域コンテンツにお役にたっているわけでもありませんから。 昔,大阪住吉で生活していたころ,入りびたっていた蕎麦屋の「御坊庵」の軒先には「細々やっとります」との一筆があって,私のお気に入りでした。大きな梅干し入りのおそばが美味でした。そばつゆと梅が相性よくって。 寄寓人は,誰が読んでいるかは知らないけれど,何の役に立っているのか知らないけれど,何が楽しいのかわからないけれど,ま,細々やっとります。 |
北京出張は忙しかった。休日に海外出張という野暮に対する家族の不満を背に受けながら,寒い北の都に向かいました。それにしても北京は寒かった。
北京は何度も訪れているのに,実は天安門さえも見たことがない。いつも仕事で観光がないのだ。今回も仕事の会場となったホテルで丸一日。継ぎの日は,いろいろと訪問先を回る間に時間は過ぎ,途中,天安門も見たことがないという私の話を不憫に思った貸し切りタクシーの運転手が,次の会場に移動する途中に天安門を一周してくれた。ありがとう。でも,車の窓から見える風景は,なんだかテレビを見るようで実感がわかない。 3泊の仕事を終えて,早朝に空港へ。お土産を仕入れるべく,免税ショップ間を走り回る。時間がない。ゲートが閉まる時間になった。久しぶりに小学生のように走った。なんとか飛行機に乗れて,シートに身をゆだねて,何やってんだ俺はと息を弾ませながら思う。相変わらず,余裕がいつもない。 北京から羽田への直行便。羽田に降りられるのがいいね。この便利さは,羽田国際ハブ空港化に賛成したくなるほどの便利さだ。海外でぐったりと仕事で疲れて成田から電車に乗る辛さは,やはりぞっとする。 ただし,富山は大雪。富山空港に着陸できず,羽田に引き返すかもしれないとのアナウンス。はやくおうちに帰りたい。 ロシアで飛行機に乗ってランディングすると,拍手がおこる。私は,この拍手が大好き。飛行機なる鉄の塊がちゃんと飛んで,安全に目的地まで運んでくれた畏敬の気持ち,高度な資格を有する職業であるパイロットへの敬意と安全な飛行への感謝の気持ち,おらぁ遠くまで飛行機のっただよぉ〜という田舎気性などが入り交じった拍手が好きだ。 日本じゃ拍手にお目にかかったことがない。飛行機にのるなんてたいした事じゃない。最近じゃ,パイロットという職業もなんだか子どもの憧れでもなさそうだ。聞こえてくるのは,航空会社の倒産の話。JALから鶴のマークが消えるとともに,なんだか飛行機への特別な思いがなくなってしまったようにも感じる。だから,日本の国内線に乗っても,拍手はきっとおこらない。 でも,豪雪の富山に向かう飛行機は別かもしれない。私は,飛行機に乗りながらそう感じた。今年の大雪は,何度も富山空港を閉鎖に追い込んだ。私の飛行機も,羽田に引き返すかもしれないとの但し書き付きで羽田を飛び立った。みんな羽田に戻ってしまうのではないかと疑心暗鬼になっている。予定時間になっても着陸できない。上空での旋回を続ける。こりゃだめだと半ばあきらめ顔で乗客は皆静かに運命を待つ。緊張をほぐそうとしてかキャンディが配られる。 着陸に備えたチャイムがなる。風が強い。なんども期待が揺れる。飛行に影響がないと何度もアナウンスが入る。ごぉ〜と風がなり,エンジンがうなり,翼が揺れる。なんとなく緊張。耳が痛くなる。唾を飲み込む。 すぅ〜とランディング。エンジンが逆回転し,機体の速度がゆるむ。 私は,拍手した。いい音が響いた。誰も続かない。失敗だ。 いや,そんなことはない。周りの乗客がこちらに振り向き,笑顔で頷いた。いや到着できたね!って顔で頷いた。 そうか,拍手はなくとも,みな同じ気持ちを共有したんだね! |
アイスランドのともだち,カールからの久しぶりの挨拶がとどいた。
わたしたちの結婚式にわざわざ家族連れで飛んできてくれたカールとノラ。お互いずいぶんと歳をとりましたが,あまりに遠く離れているので,なかなか声も聴くこともなし,顔を見ることもなし。電子メールでのコンタクトは,思い出したように互いに書くけど,やはり電子メールは味気ない。それぐらいなら,やはりエアメールとかの方が味がある。 今回も電子メール。でも,中身はYouTubeのアドレス。いや,彼らも息災にアイスランドで楽しく生活しているんだと思うとともに,あんな寒いところでこんなに楽しそうに暮らしているんだと,寒い富山にいながら思い,アイスランドっていいなと思わせる映像でした。みなさんもちょっと覗いて,アイスランド気分を味わってみてください。 こうやって連絡もらって,改めて自分からはいつも味気ない電子メールばかり送っていることに気がつく。よし,忘れたころに,今度は会いに行こう。世界に散らばるともだちに会いに行かねば。そのまえに絵はがきでも送らねば・・・。そういえば,毎年出してたクリスマスカード,今年は出しそびれた・・・。反省。 |
Linda Perry のアルバム"In Finght"をアマゾンで仕入れた。Linda Perryの激しく,奔放で,えぐる歌声が好きだ。4Non Blondesもよかったけど(えげつない顔がまたいい!),このソロとしてのアルバムもなかなか。タリッと歌うのもいい。
アマゾンで200円で買った。送料の方が高い。1円でも売っている。Linda Perryは安いな。ソロとしてはあとAfter Hoursというアルバムしか残していないようだけど,なかなか手に入らない。リンダ・ペリー・ノーリターン。 それにしても,商品の価格よりも送料が高いと,なんだかとても自分が間違った買い物をしているのではないかという錯覚に陥る。確かに雪に閉ざされてしまった世界だけど,別に富山に住んでいるから送料が高くなったんじゃないんだ,と自分に言い聞かせる。全国送料は同じはずだ。一部地域に富山が入っているわけではないぞ。じゃ,なんでせっかく買おうとしているこの商品が送料より安いんだ!?これはないかとんでもないものが送られてくるのではないか,みんな買ったあとで売らずにはいられなくなり,1円で売っているのかも。不幸の手紙ならぬ不幸のアルバムかもしれないぞ。世の中1円で良い物を売ってくれるはずはない。不安になって,わざわざ200円で売っているところから買った。私は小心者だ。 アルバムを聴きながら,このアルバムはプライスレスだと気がついた。 なつかしの4 Non blondes この顔と口の動きと鍋の底をさらう声は忘れられない。 |
モスクワ出張の今回のお土産のひとつ。地味なお土産になったけど,バターです。
ロシアでバターというと,誰もがヴォログダ・バターをあげる。ほんとかいな,とモスクワの友人に尋ねたら,やっぱりそりゃヴォログダ・バターよっていうのです。ヴォログダ州は,欧露(ロシア欧州部)の北西連邦管区にある。サンクトペテルブルク市を囲むレニングラード州のちょい下にある。ヴォログダ州政府のホームページにもやっぱりヴォログダ・バターを誇らしげに載せている。レース編みも有名なそうだ。 いや,特に思い入れがあったわけでもない。ロシアの新聞を現地で読んでいると,たまたまその広告が目に入った。その広告に載っていたバター容器がなかなかおみゃげとして魅力的に映ったのです。陶器や木製容器に入っているのだから,なんだかいい。 我が家は,ばぁばがニュージーランドで缶入りバターを買ってきたのが,ことのほか美味しく,その後北海道出張でも缶入りバターをお土産に買ってきたという流れがあったのです。その流れで,それじゃロシアのバターも,ということになりました。 お味の方は,そんなにバターの違いがわかる人ではないので,ま,塩気少ないかなという程度の感想しかありませんが,たんこさんはお土産として(まずは外観を)喜んでくださいました。以前,フィンランドのトゥルク市のホテルで食べたバターがすごく美味しくて,やっぱり欧州の乳製品はうまいのかなと漠然と思っていましたが,ニュージーランドバターは塩気がガツンとあって美味しく,私はたぶん少々塩気がガツンとあるほうが単純に美味しいと感じるのでしょう。味の違いがわからん私はさておき,バター好きの方が食べれば,どのような感想をこのヴォログダ・バターに抱くでしょうか。 |
むかしの学生さんたちが,お山にやってきました。名古屋からきたけんちゃんが,餡麩三喜羅をおみやでもってきおてくれました。これがまことに美味なり。
麩菓子の最高傑作ですね。餡もまた上品で,餅を巻いたサルトリイバラの葉の薫りもまた素敵です。 けんちゃんも大人になりました。お土産が大人のお土産になったようです。 おいしいものが大好きな我が家,今後ともどうぞよろしくお土産ください(笑)。 |
モスクワでのお仕事で大人買いしたチェブラシュカのエッグチョコ(関連記事)。とうとう最後のなりました。家族そろって卵割りの儀式。
太地さんが,無造作に放送を破ります。 あれ,なんだか殻が少し壊れていました。なかのオレンジ色のカプセルが見えます。 これって,どこで買えるのか,なんて名前のエッグチョコなのかと聞かれますが,包装を見てみましょう。 "Петрушка в шоколаде(チョコのなかのペトルーシカ)"と書いてあります。これでは,なかにチェブラシュカがでてくるのかどうか,わかりません。でも,このエッグチョコからはチェブラシュカがでてくるのです。 チョコの殻をわり,黄身の部分のオレンジ色のカプセルをとりだしました。このときが一番ワクワクし,気が焦ります。なにがでるかな,なにがでるかなと歌い出します。 慌てるでない。もったいぶって,先ず殻のミルクチョコに卵の薄皮としてコーティングされているホワイトチョコを楽しみます。ん〜,おいしくない... いよいよ,カプセルの中身です。 このお話の続きは,また今度。 |
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