秋になって、畑に何が残ってるか。
しぶとく残っているのは、まずナス。秋ナス用に枝を剪定したけど、秋の勢いが早いこの村では、少し秋ナスができるまでに時間がかかりそうだ。そのまま枯れていくこともよくある。

シシトウにパプリカも、夏の勢いがなくなったけど、まだがんばっている。
唐辛子は立派に育ち、もっと全体が赤くなるのを待っている。今週、たんこさんが生唐辛子でペペロンチーニ作ってくくれた。生は乾燥させたものよりも、辛味がシャープで、うまい。
ビーツもまだ残っている。たんこさんのボルシチもあと何度か味見できそうだ。
元気がないのはモロヘイヤ。簡単に育つというから植えたけど、どうも植えた時期が遅すぎたかも。
ニラは、優等生。いまだに伸びて柔らかい葉を恵んでくれる。株分けして、少しニラ畑を増やした。美味しい畑のニラを食べてきたので、たんこさんはスーパーでニラを買うのが馬鹿馬鹿しくなったらしい。
新しく種をまいたり、植えたりしたものもある。
ディルは、春に植えたものは全部枯れた。ボルシチに合わせて、いま第二弾のディルを育てている。秋ディルは柔らかくうまい。たんこさんは、これでパスタソースを作るそうだ。
ルッコラも美味しい葉を恵んでくれる。今週、急に虫が少なくなり、ルッコラをムシャムシャ食べるにっくき虫も少なくなりそうだ。
春菊も爆育中。鍋の季節にあわせた栽培だけど、間に合うか心配だ。
ニンジンやカブも種を蒔いた。
それから、水菜だ。これも鍋用。寒くなると、お山ではいつも鍋。鍋で部屋も暖かくなるし、お酒もうまくなって、体が温まる。まったく理にかなっている。
あと、サツマイモにサトイモ。ゴーヤのタワーは項垂れて残っているけど、もう大っきくはなりそうにない。エンドウなどの豆類も終わったみたい。こうして列挙すると、なかなかなもんでしょ。でもね、全部育つわけじゃないんだ。でも、まったく育たないわけでもない。そんないい加減なところで、やる気あるようでないような畑と田舎暮らしだから、ゆっくりできるんだよ。
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