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2024/03/29 17 : 24
CATEGORY : [こぼれ話]
仕事柄海外のお客さんを富山に迎える。東京に行き慣れている海外の方にとって、地方は魅力的だ。気に入ったからなんども来てくださると、少し困る。連れて行くところがない。いつも何か新しいものを提供しようと迎える側は躍起になる。瑞龍寺には行ったし、瑞泉寺には行ったし、富山城にも市役所の展望台にも行った。五箇山にも連れて行ったし、五百羅漢も見せた。宇奈月にも行ったし、称名滝にも行った。どこ行けばいい?
とりあえず夏なんで、雨晴海岸に連れて行った。 喜んで海に飛び込む北欧のお客さん。

浜辺で近くの海の家のラムネを飲みながら、思う。人が少ない。見渡してみる。人が少ない。地元の子供達が海の家のおばんちゃんにかき氷を注文する。
「ミルク多めでね!」
練乳のことのようだ。
「ミルク多めは50円ましだけど、地元の子供たちだからおまけだよ。」

「お客さんの連れはどこから来たんですか?」
え〜っと、北欧の方からだけど。
「うちにもホームステイで引き受けたことがあるけど、こんな何にもないところで退屈だったんじゃないかなって、思うんですよ。」
確かに。いや、でもね、何にもないから逆にいいんじゃない。海あるし。人いないけど、その分受け入れ家族と密に過ごせるし。
考えてみればそうだ。あれこれ新しいものを見せようとしたり提供しようとするから、富山を卑下しちゃうう。なんにもないよ。でも、いいとこだよ。それでいいじゃない。
暑い夏、誰もいないビーチ、こんなの他にないよ。

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2015/08/23 00 : 05
こめんと [ 0 ]
CATEGORY : [お山の寄寓生活]
夏っていうのは、野菜の収穫時期なんだ。そんあときに、出張はあるは、山ではオロロが出るはで結構収穫も大変だ。それでも、今年もちゃんと収穫できた。ゴーヤにビーツにシシトウにナスにエンドウさんにスナップさん。特にゴーヤは良い出来だ。

暑い夏に収穫で一汗かいて向かう先は、村上山荘。
ロシアからのお土産のバルチカビールのジョッキを冷たく凍らせて、キリンビールをいただく。ジョッキ生を飲んでる気分だ。勝手にマイジョッキを常備いただいて、申し訳ない。


コスモスっていいね。可憐だし、彩りがある。うまく育ったコスモスをお山のお家の窓から眺める。無骨な私はあんまり花の栽培には関心がなかったけど、コスモスはいい。


村上山荘も白木峰も賑わっているけど、やっぱりなにもなき穏やかでひっそりとした大長谷が好きだ。

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2015/08/22 06 : 51
こめんと [ 0 ]
CATEGORY : [お山の寄寓生活]
お盆前に仕事で東京にいく。ついでに,暇にしている子供達もついてくる。なんだか,わらわらとついてくる。
北陸新幹線のとなりの座席に息子が座る。一学期の成績が悪かったもんだから,少し神妙になって宿題をしている。ま,がんばれ,息子よ。

勉強,勉強って,うるさかろうが,どこのうちに行ったって,たいしてかわらんぞ。おまえのじじ,ばぁばもなかなかうるさかった。ま,そういうもんだ。大人になったら,文句をきいてやる。

東京のお仕事が終わり,家族がみな富山に戻ると,すぐに山にこもる。山も暑い。

スイカができた。黄色いスイカ。なかなかでかい。実は,私はスイカが苦手だ。だから,スイカの栽培も,子供達のために作っただけで,できた喜びを噛みしめつつ,一口だけご相伴。

では,切ってみよう。すっと包丁が入る。わくわくしながら,たいちさんが待つ。

甘い。なかなか甘いぞ。赤い,中身はしっかり赤いぞ。子供達は,がつがつ食べる。

 
たんこさんもスイカは大好き。プププッと種を飛ばして食べられるのも,山のくらしならだ。

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2015/08/21 06 : 00
こめんと [ 0 ]
CATEGORY : [街のくらし]
娘,先日,4歳になりました。もう4歳,まだ4歳。

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2015/08/20 13 : 53
こめんと [ 0 ]
CATEGORY : [お山の寄寓生活]
夏休みだ。といっても,私に夏休みがくるわけではない。
ゲームばかりやって,うつつに生きる我が息子に恒例のごとく説教をたれ,では,まずは夏休みの始めに,お山にGO!
いい天気だ。暑い。夏の空だ。ふとんが青空と緑に映える。

あまりの暑さに,子供達は裸になってたんこさんが放つホースのシャワーにはしゃぐ。いや,こんなこと,限界集落でないとできないさ。

確かに夏だ。ひまわりがもう先っぽが見えないほど高くなった。畑は,夏の日差しにぐにゃり。

薄紅や白,深紅の秋桜が咲いた。これ,楽しみにしてたんだ。たくさん私たちの胃袋を満足させてくれたニラには花がつき始めた。もう,これで終わり。ご苦労様。ディルにも花がでてきた。ディルは,また,種から苗をつくって,秋にも収穫できるように,準備している。ディルソースができるほどにたくさん作らないと。
とりあえず,夏休みのはじまりだ。

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2015/07/28 07 : 06
こめんと [ 0 ]
CATEGORY : [街のくらし]
小学校の終業式とともに,いたち川は灯籠流しとなる。
いたち川の灯籠流しは,有名ってわけじゃないし,富山の人たちがこぞってくるような行事でもない。夜店もなければ,混雑もしていない。派手なのは,お地蔵さんを飾る錦だけで,静かに灯籠を見つめる。富山で最も美しいお祭りだ。お地蔵さんを中心に大戦や川の氾濫でなくなった方々の鎮魂の行事だ。

私たちは,毎年,これを楽しみにしている。
かりんさんも,やる気満々だ。ばぁばに頂いた浴衣と下駄を履いて,艶を気取っている。

今年も,亡き父を偲び,灯籠を流す。今年は,かりんさんが初めて灯籠に名前を入れた。自分の名前を書いちゃったけど,ご愛敬。字が書けるようになったと,じぃじにご報告だ。

川に浮かべてもらい,その行方を眺めながら,静かに祈る。いたちのしっぽのようくねくねと曲がるこの川。遠ざかる灯籠が見えなくなる。さぁ,明日から夏休みだ。


たんこさんが言う。灯籠流しが終わったあとのいたち川。なにもなかったかのような撤収の潔さ。これもまた,魅力だ。昨日の灯籠流しなんてなかったかのように,ひっそりとするいたち川を眺め,昨晩の灯籠流しが夢うつつのように感じる。それがまたいい。

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2015/07/27 18 : 48
こめんと [ 0 ]
CATEGORY : [お山の寄寓生活]
ジャガイモがとれた。ジャガイモはたくさんできる。でも,我が家はそれほど食べない。でも,畑を耕すと,どうしてもジャガイモを植えたくなる。葉が茂り,いち早くできる作物だから,なんだか葉やけをやっている気分が味わえる。でも,たくさん作ると食べきれない。今年は,長年のそうしたジレンマから少しだけ賢くなって,少量生産。きれいな肌のジャガイモができた。

暑い夏の日差しが続き,雨が少なかったせいだろうか。作物の育ちがよくない。
しかも先週の台風のせいで,いつも楽しみにしているシシトウ3本のうち,2本が折れてしまった。
ゴーヤも葉の茂り具合がいまひとつ。でも,きれいな花を咲かしている。

ピクルス用キュウリは,幹も太くしっかり生えている。せっかく蔓を這わせるタワーをつくったのに,どうも蔓でもって高くのびる種類じゃなかったみたい。冷やしてボリボリ食べるとうまかった。採れたてっていうのは,畑をやって初めてうまいのがわかった。こどもの頃,庭に畑があった手伝った覚えはあるが,そのときには作物の花を愛でる気持ちもなかった。いま,ようやくそういう気持ちがでてきたってところだ。おなじように,たいちさんにどれだけ言っても,この感動は歳をとってからでないとわからんだろう。覚えがある。それで十分だ。

こどもたちは,畑なんてぜんぜん目に入っていない様子。たいちさんは,学校から持って帰ってきたとうもろこしや豆類の苗を畑に植えてくれとせがみ,畑の一角を与えたものの,世話をしているのは結局親だ。そりゃそうだろう。子供の夏は,ほれこのとおり。走り回って,はしゃいで,水でじゃぶじゃぶ。そうした遊びこそが,覚えなんだろうね。


桔梗の花が美しく咲いた。白い桔梗。なんとも美しい。

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2015/07/21 18 : 54
こめんと [ 0 ]
CATEGORY : [お山の寄寓生活]
週末に出張が入るとお山に行けない。すると,畑は荒れ放題。この時期,お山に行けないのはつらい。せっかく畑を耕して,種を蒔いて,さぁどんどん大きくなれって祈りながら土をかぶせた春。弱々しく芽を出し,夏になり,急に野菜も雑草もわさわさと伸びる。放っておくと,すべて無駄になっちゃう。
先週の土曜日も仕事だったんだけど,心配でね。仕事が終わってから山に行った。
とりあえず,ビーツの初収穫。なかなかのできだ。

あまり大きくならないうちに収穫する。今年は,そう自分に言い聞かせている。でかいビーツは料理するのに困る。小さい方が扱い安い。しかも,ビーツの表面もなんだかきれい。
これから,ぞくぞくとビーツもできる。できたら,また種を蒔く。秋まではビーツはどんどんできる。


ほったらかしになっていたニンニクも収穫。葉が黄色くしおれたら,すぐにとらないとせっかく大きくなったニンニクから芽が出てしまう。今回,ちょっとほったらかしにしすぎたようだ。芽が出ているものも多数。でも,でかいのがとれた。青森ホワイト六辺2つを植えたら,12個のニンニクになる。これはなんだかお得だ。大長谷で育てたから,ながたんホワイト六辺だ。


ひまわりもたいちさんより背が高くなった。たいちさんは,横におっきくなった。顔もふくふく。それをネタにしてみなさんに笑ってもらえるように構えている。太陽のような顔は,そんなことしなくても,十分周りを笑顔にするというのに。


たんこさんの花壇もなかなかいい感じ。今年は,ポピーがきれい。それに,後ろの秋桜がとても立派に茂っている。花が咲くのがたのしみだ。


今週末は台風が来るという。せっかくの連休なのに。きっと,キュウリやなすやゴーヤもできていることだろう。ほったらかしで野菜たちがひねくれないように,山に向うとしましょう。

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2015/07/16 18 : 39
こめんと [ 0 ]
CATEGORY : [街を歩く(海外編)]
ポルチーニってどこで売ってるかなぁ。ブタペストの市場で買ったポルチーニがすごくおいしかったので,スパゲティの国にやってきたのだから,もっとおいしいポルチーニ見つけて買おうと思ったのに,スーパーではなかなか見つからない。観光地のお店にはあったけど,なんだか高そう。
テルミニ駅周辺をうろついたら,ワインやらなんやら売っているお店を見つけたので,入ってみた。ポルチーニあったあった。
ついでにウンドゥイヤってある?
「なんだそりゃ?」
どうも発音が違うのかな。いや,サラミのような,ほれ,こんな感じの。わかる?おじさん。
「あ〜,ンドゥイヤね。ないよ。ないない。」
ワインは買わない。日本で買う安い輸入ワインで私は満足。ポルチーニさえあれば,大丈夫。
レシートに記載されたお店の名前で検索したら,ほれここにお店のホームページ(ここだよ!)
へぇ〜,Barだったんだ。一杯やれば良かった。ポルチーニ買って,そそくさとお店を出たんで,気がつかなかった。
なるほど,レシートで行ったお店が追跡できるんだね。
昨日お話ししたトラットリアはこちら。
いや,おいしいから是非行ってみてとお勧めするわけではない。どこだろうと,うまいもんはうまいけど,旅は気まぐれ。人の情報に振り回されては,旅の醍醐味や即興性が失われる。たまたま入ったでいいじゃない。
「どこに入っても,おいしかったですよ。」と仕事仲間が申す。健全だね。「そんなとこ行ってどうするの!やっぱりあそこ行かないと!」なんて騒ぐのは,はしたない。自分の嗅覚と運にまかせてお店に入るってのもいいじゃない。ごはんはどこでもおいしく手を合わせていただきましょう。ごちそうさまでした。

スーパーに寄った。食料品は,どの国もおもしろい。ながたんで野菜を作っているから,どうも野菜コーナーは気になる。でっかいなすび。どうやって食べるんだろう。ビーツはないなぁ。ルッコラとかおいしそう!
適当にたんこさんの料理の味方になるようなものやおつまみになりそうなものをホイホイっとカゴに入れる。
バターやマーガリンが売っているような感じのところにたどり着く。四角いバターやマーガリンが並ぶ中で,缶が二種類。バターかな?イタリアでマーガリン買って帰ったら笑われるだろうなぁ。いま,我が国はバターが品薄だ。たんこさん,喜ぶかなぁ。
隣で品定めしているおばちゃん二人に聞いてみる。
これ,バター?マーガリン?
「⧻ℏℵ♂√∉ΣηΨ?」
いや,わかんない。これ,バター?ゆっくり英語で尋ねる。
おばちゃん,急に人差し指挙げて,笑顔でうなずく。分かってくれたみたい。
バターなんだね。これもバター?
「√∉ΣηΨ¿〆〼〻⋛㏋Ø⧻ℏℵ♂!」なんだか一生懸命説明してくれるけど,ごめんなさい,わかりません。おばちゃん,とても親切。わからないとなると,きれいな透明の水の模様のデザインの品物と青い色の水のデザインの品物を横から取り出して,透明な方がこっち,そうでないものがこっちと,ものすごい勢いでしゃべりながらなんとか教えてあげようとしてくれる。あ〜,きっと白いバターと黄色いバターなのかな。とにかく,一工夫しているのが,白い方ね。ありがとう。親切なおばちゃん。イタリア語だろうが,通じようが通じまいが,一生懸命助けようとしてくれるところ,感動しちゃった。
「ありがとう!これ買うよ!」と言うと,おばちゃんも笑顔でうなずく。

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2015/07/03 06 : 42
こめんと [ 0 ]
CATEGORY : [出張ごはん]
夕方になって、少し日差しが和らいだ頃、晩ご飯を食べにいく。この日はひとりでのんびり食事だ。街を歩いて疲れたので、ホテルの近くがいい。でも、ホテルはテルミニの近くで。がちゃがちゃしている。途中、中華料理屋があったな。ローマの中華料理もうまいよと確かたんこさん行ってたな。でも、まずかったらどうしよう。屋内に入って食べるのも嫌だな。自然と駅から逃れる方向に歩いていく。
トラットリアがあった。屋外席もスカスカ。もう歩けない。ここだね。

まずはビール。いや〜、イタリアの生ビールもうまいねぇ。

たばこを吹かせ、一日の暑さと疲れをビールで流し飲み込む。
パスタ一品だけ注文する。ここでよかった。パスタ一皿で十分おなかいっぱいになってしまうので、のんびりパスタを味わいながらビール飲めるなんて最高だね。

パスタはおいしい。でも、やっぱり塩辛い。パスタそのものは、ほんとにおいしいんだ。でも、味付けは濃い。チーズやベーコンの塩気にパスタの塩気が加わり、塩ひとつまみ多いように感じる。チーズもうまいし、ベーコンもおいしい。パスタそのものはほんとにおいしい。全部持って帰って、たんこさんやめぐシェフに作ってもらうのが一番よさそうだ。
この時点で、お土産の構想はほぼ決まり。乾燥ポルチーニをどっさり、粉チーズどっさり、あとパスタを少々。これで、おうちに帰ったら、たんこさんに作ってもらおう。
いい気になってビールを飲む。するとアコーディオンを弾くおじさんが近づいてくる。いや、私はいいから、そっとしておいて。どんどん近づいてくる。ユーロを渡す。ま、音楽つきでビールにパスタ、これもいいか。写真を一枚。

後からとなりに座った老夫婦。「この人は英語しゃべれるかね?」「あなた、さっき英語で注文していたから、この方は当然しゃべれるわよ」
おじいさんが咳払いしながら、「英語はしゃべれますか?」と私に顔を向ける。
あなたたちもここの人じゃなさそうだね。どっから来たの?
「私はチェコ人、妻はペルー人なんだよ。」
めずらしいカップルだね、ハハハ。あそう、プラハいいところだね。
「そうさ、プラハはいい街さ。」
この間、ブラチスラヴァ行ったよ。あそこもいいとこだった。
「あんなところ、いいところでも何でもないぞ!」いかにスロヴァキアがえげつないかを熱弁するおじいさん。
「あなた、失礼でしょ。ペルーのフジモリ、ご存じ?私ね、あの方を尊敬していたわ。すてきな大統領だったの。ほんとうに残念だわ。」
ありがとう。日本でもみんな知っていますよ。日系ペルー人が、いろんなことがあっても、ペルーでほかと仲良くやっていけるように願ってます。
「ええ、そのとおりね。」
「おまえさん、もうすぐEUはだめになっちまうぞ。日本は経済がいいから、大丈夫だね。日本人から見たら、EUに将来はあると思うか?」
ハハハ、日本だって、失われた10年なんて経験したんだから、辛抱すればいつかはよくなりますよ。いまも、絶好調ってわけでもないけどね。
「そうかね、わたしはそうは思わんよ。だめになる。EUはきっとだめになる」
「あなた、失礼よ。そんなお話。さぁ、帰りましょう。お会いできてうれしかったわ。ごきげんよう。」
ギリシャ問題は、旅行者まで暗くしてしまうのかな。すてきなおふたりが、快適に暮らせますように。

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2015/07/02 06 : 30
こめんと [ 1 ]
CATEGORY : [街を歩く(海外編)]
ローマにきたのに、街を歩かないというのも無粋だといろんな人に責められて、午前中で仕事を終えた最後の日の午後、とりあえず歩いてみる。
仕事場から地下鉄B線でテルミニ近くのホテルに帰る途中、コロッセオという駅があるので、降りてみる。地下鉄の駅から外に出たら、いきなりコロッセオ。なるほど、便利だ。
近づいてみると入り口は長蛇の列。炎天下のなか並んで入る気力はなく、あえなく駅に戻る。時間にして5分たらずのコロッセオ見学でした。ブルース・リーが戦ったところぐらいは見ておけばよかったかなと思いながら、ホテルに戻る。

部屋で荷物を下ろして一息。いやいや、このまま帰国すれば家族にも笑われてしまう。とりあえず一番有名なところに行ってみよう。地下鉄A線でスペイン広場にも行けるし、その先にはバチカンもある。じゃ、まずはスペイン広場にでも行くか。重い腰を上げて、外に出る。
駅を出たら、目の前にいきなりかの有名な階段。ローマって観光スポットが便利なところにあるんだね。

とにかく人が多い。おなかも減ったし、のども渇いた。人が多すぎて、どこにも入れそうにない。いくつかの小路を抜ける。人が少なくなってきたところで、ようやくあいている席に座る。
ビールがうまい。

きゅーっといっぱい飲んだところに、注文したカルボナーラがでてきた。

うまいじゃないか!でも、ちょっと塩っ辛い?チーズたっぷりのせいかな。たんこさんのパスタのほうが、私には似合いだね。
斜め向かいに座った米国人のおじさんと話し込む。ふたりで人の多さを嘆く。
いい気になって二杯飲んだビールで気分よくして、立ち上がる。さぁ、駅にもどろう。
どっちからやってきたのか、わからなくなった。とりあえず歩く。ぶらぶら歩いていると、やはりどう考えても道に迷ったらしい。道の先に白い立派な建物が見える。きっと観光地なんだろう。観光地には駅かなんかあるはずだろうといい加減に考えて、歩みを進める。

なんだか立派な建物。案内本も地図ももたなかったせいで、なんのことやら。
少し戻ると「パンテノンこっち」と書いてある。どうせもう体力的にバチカンに行く気力はない。ちょっと寄っていくかと、矢印の方向に向かう。

なかなか観光らしくなってきたぞ。
もときた道に戻って、地下鉄の駅に向かうにはどっちにいけばいい?って尋ねる。指さす方向に向かう。日本人らしきカップルが先を歩いている。きっと駅に向かうんだろうと勝手に想像して、後をつける。すると、なんとトレビの泉についちゃった。でも、どうやら改修中。泉に水なし。
ヘロヘロに疲れてうろうろして、ようやく地下鉄のマークを発見。無事、ホテルに戻った。
やっぱり観光は計画的にしないとね。でも、ローマは人が多すぎて、すっかりのんびり富山になれた私にはガチャガチャしずぎだ。次のお仕事は、あまり観光スポットの多くないところにしてほしいもんだ。

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2015/07/01 06 : 26
こめんと [ 2 ]
CATEGORY : [街を歩く(海外編)]
喫煙者にとって海外の事情っていつも気になるものだ。
ローマに出張したので,わずかな経験から,ちょっとローマの喫煙事情について話しておこう。
ローマも建物のなかでは喫煙できない。でも建物をでると,喫煙についてはあまり制限がない。
まず空港。喫煙者なら,セキュリティを通れば喫煙場所がないと思って,空港に入るときは身構えるでしょ。多くの欧州の空港はそうだし,あってもそれなりに探し当てるのも面倒だったり,ゲートから遠かったりするので,喫煙コーナーなんてないだろうと思ってたけど,ローマの国際空港では喫煙所が身近にある。利用した第一ターミナルのGゲートには喫煙所があった。案内にもちゃんと書いてあるので,難なく探せる。そういえば,Gゲートに行く途中にもあった。到着時も,空港の建物を出れば,そこら中に灰皿。喫煙者になんら不便はない。わざわざ旅行前に喫煙場所をネットで検索するってことはしなくても,ダイジョーブ!

ホテルは?もちろん,建物の中はだめでしょ。試しに,チェックインのときに「喫煙部屋ってあるの?」と聞くと,ないって答え。「いいよ,気にしない。」って答えると,「ま,夜は窓開けて外に向かって煙だしてくれたら,吸ってもいいよ。」ってウインクされちゃった。ホテルのおじさん,やおら煙草を出して階段で火をつけながら,外に出て行った。建物のなかはダメでしょ!と客の私が叫びそうになった。なんだか煙草に対して非常におおらかなのか,ルールの線引きがおおらかなのか,単に安宿だったからか。

テルミニ駅構内は煙草はダメだけど,両端出口に灰皿がおいてあって,たくさんの人がぷかぷか。街中,たばこの香りがしそうだ。


とにかく建物の中はダメ。屋外にでれば,そこら中に灰皿。歩き煙草散見。ポイ捨て散見。そんな印象だ。

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2015/06/30 19 : 25
こめんと [ 0 ]
CATEGORY : [出張ごはん]
ローマでお仕事中。
ローマにやってきて、いまだ観光もせず。とはいえ、出張ごはんにピッツェリアでピザ食べた。
村上山荘のピザで私は十分。
以前にも山荘で食べるウンドゥイヤのピザ を紹介したけど、本場でも食べてみた。

確かに美味しい。めぐシェフのピザといい勝負。ビールに合う。
じゃ、わざわざローマまで食べに行かなくてもいいじゃない。
問題はウンドゥイヤをコンスタントに安価に入手できるかどうかだね。イタリアのピッツェリアのピザは安くてうまい。
仕事仲間が言うには、ま、ローマでは、無茶苦茶なハズレがない、とのこと。ま、どこで食べても、まま美味いらしい。私はローマは初めてなんで、真偽のほどはわからない。でも、日本で行きつけのうまい店があれば、それでいいじゃないかと思ってしまう。これってへそ曲がりかね?
ひと通り今日の仕事を終えて、さて、時間もできたから、街でもぶらつくかと思ったら、ストライキで地下鉄動かず。私はなにかと間が悪い。

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2015/06/26 23 : 05
こめんと [ 0 ]
CATEGORY : [お山の寄寓生活]
富山も梅雨入りした。これから北陸独特もジメジメ憂鬱な時期が始まる。
お山も雨。畑はそれぞれ生き生きと成長している。今日は今年初物の収穫。
ロシアの種で育てたラディッシュ。それにコールラビ。コールラビって何?知らない。佐藤農園で苗を見つけ、たんこさんが選んだ。でも、たんこさんもどう料理するかも、どんな味かも知らなかったらしい。苗買って、一つの苗から一つしか収穫がないのは、なんだかものたりない。
ん〜、早くも食べる前から来年はやめようかと申すたんこさん。いいかげんだ。きっとおいしかったら、またその気になるんじゃないだろうか。どうやらキャベツのようなブロッコリーのような味らしい。生でも食べられるし、煮ると甘くなるらしい。らしいっていうのが不安だ。料理に出てくるのを待つとしよう。種からでも簡単に育つってよ、な〜んだ、苗でなくてもよかったじゃない。葉っぱも食べられるらしい。奇怪な形のお野菜。ん〜、やっぱり食べてみないとわからんね。

いずれにせよ、収穫っていうのはいいもんだ。

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2015/06/21 21 : 39
こめんと [ 0 ]
CATEGORY : [お山の寄寓生活]
ながたんには軽トラが似合う。なんてったって働く車だ。
軽トラの荷台に乗って笑うわんこのハルは得意げだ。
こどもたちも得意げだ。SUVだろうがなんだろうが,じょーとーさんのスポーツカーであろうが,軽トラの荷台の開放感には勝てない。 軽トラの荷台に乗っただけで,風を感じて,手に持った飛行機がもっともっと自由に遠くに飛んでいきそうだ。



では,本日のながたん短歌。

軽トラック
笑うわんこに こどもたち
風を感じて もっと遠くに

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2015/06/13 08 : 00
こめんと [ 1 ]
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