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「たいちさん、今日のお昼からテレビが見られなくなるんだよ。」
テレビなしには生きていけないたいちさん。世の終末を迎えるがごとき、絶望感に襲われたことでしょう。 「どうなるの?」 「おじゃる丸も見られなくなるの。」 目を見開くたいちさん。 地デジ化に乗り遅れた我が家。一斉にこれまでのテレビが役に立たない廃棄物になってしまう。ちょうど昨晩みていたのがウィル・スミスの「アイ、ロボット」。コンテナに詰め込まれた旧式ロボットたちと同じ運命を我が家のテレビに感じてしまう。 この世の終焉を見届けようではないか。 たんこさんのお見舞いから帰ったたいちさんと私は、おそるおそるテレビをつける。 「トト、映っているよ。」 「えっ?」 「ちゃんと映っているよ。」 まさか、我が家のテレビは、たしかネットで買ったメーカーもわからぬ台湾製だったような、もしかして、私たちには想像できないなにかの間違いで我が家のテレビはずっと前から地デジ対応テレビだったのか? 画面の右上に、「デジアナ変換」の文字。なんじゃこりゃ。我が家のテレビは勝手にデジタル放送をアナログに変換する機能を有していたのか?そんなはずはない。妻もびっくりしたぐらい、安いテレビだったんだ。 「デジアナ変換:2011年7月24日の地上アナログ放送終了後も地上デジタル放送をアナログ方式に変換して再送信するサービスです。実施期間:2011年春~2015年3月末日」 なんだ、そうならそうと言ってくれればいいのに。ま、ケーブルテレビに加入しているわけでもなく、集合住宅の回線のおこぼれで、世の終焉を回避できたようです。よかったね、たいちさん、まだこの世はまだ終わっちゃいないよ。 |
たんこさんが5月から入院して、おうちでは父子が力を合わせて生活している日々が続いている。お山のおうちもほったらかし。畑は草ボウボウ。我等がガッキーが親切にも畑の手入れをしてくれたとのこと、おやまのひとたちはとことんやさしい。
たいちさんも、マンマのご飯が恋しかろうが、親父の手料理を「おいしい」と気遣うだけの心のヒダを見せている。 連休中に、少しはたいちさんにも楽しい行楽を思い、車を走らせ、手取フィッシュランドに向かった。そこにはウルトラマンスタジアムがある。つよいとはやさしいことだ。7歳になった今もまだウルトラの心を忘れない我が子へのご褒美だ。 本日は、エースの登場。 エースを我が家では観音様と呼ぶ。たいちさんも、登場一番に観音様ぁと叫んだ。 エースの直筆サインがもらえるという下敷きを事前に購入し、緊張気味にエースにサインをもらうたいちさん。「直筆」というのは、大人の冷めた思考にはちょっと複雑な構図だが、たいちさんはウルトラ・サインに鼻の下を伸ばす。 最後は記念撮影。照れていたたいちさんも、ここぞとばかり決め技をばっちり。 ウルトラ・パワーステージを観劇。幼稚園児ばかり目立つ観客の中にあって、ウルトラの心を忘れないとはこういうことよと叫んでいるかのように、最前列でウルトラの戦士たちを応援したたいちさんでした。 いつまでもウルトラの心を忘れない子でありますように。 手取フィッシュランドに、さなりも駆けつけてくれ、太地と手取川河口の公園で久しぶりに子供らしい遊びを満喫。さなり、ありがとう。たいちさんはなんとやさしい人たちに守られているのでしょうか。 おやすみは、親父の歌を聴きながら、おさるのジョージとともに。 |
今週末はお山はお休み。たいちさんは,ひさしぶりの街遊びです。
父である寄寓人は,たいちさんを車にのせて映画館にでかけました。今回の映画は,「コララインとボタンの魔女」です。 映画館では興奮のたいちさん,ドラえもんのポップコーンバケツを指をくわえながら見つめていました。「ほしい・・・。」そうつぶやくたいちさんに「では大きな声でおねえさんにくださいって言いな!」と気前よく買うことにしたのです。 たいちさんは緊張しながら,「ピカチューくだしゃい!」と申しました。目を点にした売り場のおねえさんは,私が指し示すバケツで納得。お金を払っていると,たいちさんは,私に「まちがっちゃった,まちがっちゃった!」と慌てていました。 「どうしたの,これじゃないの?」と跪き目線を同じにして向かい合いました。 「ピカチューじゃなくて,ドラえもんなの。」 「だいじょうぶだよ,おねえさん,ちゃんとドラえもんのバケツくれたよ。」 バケツを首にかけてやるとご満悦で席につきました。「コラライン・・・」は3Dです。特別な感じが大好きなたいちさんは,またもご満悦。 映画が始まりました。ん〜,慣れてくると3Dもいいもんだ。でも,やはり眼鏡は疲れる。 大事そうに太地さんはバケツを抱えています。 バケツを取り上げて,開けてあげようとすると,「自分でやれるから!」とたいちさんは自己主張。幼い手でバケツを勢いよく開けると,キャラメルポップコーンがたいちさんの膝の上から足下まで飛び出し散乱しました。動転するたいちさん。映画そっちのけで拾おうとするたいちさんの背中をなだめ,「いいんだよ」と諭しました。 映画をおとなしく,ワクワクしながら見たたいちさん。 映画が終わって,出口の係員さんに,「ごめんなさい」を言って出て行きました。 お山での週末寄寓で街遊びになれていないたいちさんですが,興奮さめない一日だったようです。 また,父といこうぞ! |
たいちさんは,じじとばぁばに侍戦隊シンケンジャーの巨大ロボット「モウギュウダイオー」を買ってもらって,ますますシンケンジャーにうつつをぬかす。なんとかジャーなんてものは,すぐに生まれ,すぐに消える。おもちゃだけ買わせて,あとの責任をとらない。炎神戦隊ゴーオンジャーに夢中になっていたのもつかの間だ。小さい子に思い出も残さない商品文化を植え付けるなんて,ほんとうに淋しいおもちゃのマーチとなりそうだ。
やっぱり,ウルトラの心をもう忘れたか。と,思っていたら,たいちさん,「大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説」にご満悦でした。この顔です。 映画館に初めて入ったたいちさん。緊張したようです。映画見ながらビール飲んだせいか,映画の途中で私はトイレに。席に戻ると,情けない顔して私にしがみついたたいちさん。まっくらな映画館で,ウルトラマンに心奪われながらも,心細かったようです。大声出したり,騒いだりするかなと思いきや,おとなしく夢中になって映画をみながら,キャラメルポップコーンをほおばっていました。 たいちさんは,まだまだウルトラの心を忘れてはいません。ウルトラマンになるのは,諦めたようだけど(地球にいる時間が短すぎるからだそうだ),ウルトラマンはやっぱりワクワクするようだ。 映画終わって帰り道,パンフレットから目を離さないたいちさんを見ながら,父子で映画をみるのもいいもんだとほくそ笑んだ私でした。またいこうぜ! 映画の内容?いや,この映画もなんとかジャーを作っている会社と同じだもの。パンフの最後は売り出す商品説明。なんだかげんなり。セブンに息子作らせて,さあ,次は誰の子が活躍するんだ? じじとばぁばのお家に戻ると,再びたいちさんは「モウギュウダイオー」に夢中。大丈夫か,ウルトラの心・・・。子どもの求める心に応じられない最近のウルトラマン・シリーズ。子どもの心をつなぎ止めるには弱すぎるかもしれません。たいちさんも,そろそろウルトラマンも卒業かな。 |
今日は,ほんとうなら札幌に出張の予定でした。
朝から富山は大雪で,朝ご飯を食べながら,たんこさんとたいちさんは,「どうか大雪で全日空が欠航になりますように。」とお祈りしていました。私が土日にお仕事で札幌に出張するのを,神憑りで阻止しようという魂胆でした。 私の全日空便は,18:10発のANA890便東京行き。札幌直行のエアドゥ便もあるんだけど,お仕事を片付けてからだったから,東京経由で札幌に行く予定でした。 お昼ごろ,富山11:10発ANA886便の欠航の知らせ。お昼に仕事場からたんこさんとスカイプでお話したら,たんこさんはニヤニヤしていました。欠航便が増えていくのが,さも楽しみのようです。 札幌から富山への直行便が,飛び立ったにもかかわらず小松に着陸。これは,富山だけが閉ざされた地域になった模様です。恐るべし富山の豪雪。 午後4時ぐらいに,一斉に富山とつながる便は欠航との知らせが入りました。 たいちさんを幼稚園に迎えに行って帰ってきたたんこさんは,そのニタニタした笑顔をスカイプの画面いっぱいに映し出したのでした。 恐るべしたんこさんとたいちさんの怨念。幼稚園の帰りに,たんこさんとたいちさんは,いたち川のお地蔵さんに念押して「欠航になりますように!」と祈ったそうな。お地蔵さんまで味方して,見事私の札幌出張は水分をいっぱい含んだ富山の雪のなかに消えていきました。 それにしても,弱いぞ!富山空港! おうちでゆっくり晩ご飯を食べて,たんこさんとたいちさんは,家族の休日を取り戻したのでした。 |
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