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2025/05/22 11 : 00
CATEGORY : [お山の寄寓生活]
大長谷の雪ともなればかまくらなんてすぐできてしまう。ま,かまくらといっても,単に雪に穴掘っただけだけど。でも,なんだか,そこにすっぽり収まると楽しい。熱燗片手にね。

下の写真は去年のかまくら。やっぱり雪の量が違う。
 

昨年の冬に太地さんと雪だるまを作ったら,お山の人たちにたいそう喜ばれた。
そこで,今年も作りました。大長谷温泉にやってくるお山のじいちゃんやばあちゃんは喜んでくれたかな?

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2010/01/19 21 : 35
こめんと [ 0 ]
CATEGORY : [お山の寄寓生活]
1月16日土曜日は,大長谷の雪もやみ,久しぶりの青空もみることができました。
お山のおうちの窓から見える風景は,ますます雪に埋もれている感じです。

今週は,さなちゃんが来訪しました。
さなちゃんと太地さんは,そり遊びを満喫。目の前一面の雪ですもの,どこだって滑るところはたくさんあります。
 
さなちゃんは太地さんにとにかくやさしい。だから太地さんもさなちゃんが大好き。
なんだか親子のようになっています。

村の人たちも太地さんにやさしい。
村上山荘の村上さんとガッキーが太地さんのために大長谷温泉の屋根からおろした雪で滑り台をつくってくれました。村上さん,ガッキーありがとう!運動嫌いのたんこさんもソリに挑戦です。

屋根からの雪おろしはたいへんです。ガッキーは村のおうちを回って雪かきを手伝っている心優しいおじさんなのです。ガッキーに持ち上げられて悲鳴をあげる太地さんは,いつも泣きべそ一歩手前。でも,小声で,「また持ち上げてね。」
屋根からの雪下ろしはたいへんだけど,屋根から見える風景はいつもとちがう世界です。いいな,大長谷。私は,またしてもそうつぶやくのです。

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2010/01/17 21 : 25
こめんと [ 0 ]
CATEGORY : [こぼれ話]
北京出張は忙しかった。休日に海外出張という野暮に対する家族の不満を背に受けながら,寒い北の都に向かいました。それにしても北京は寒かった。
北京は何度も訪れているのに,実は天安門さえも見たことがない。いつも仕事で観光がないのだ。今回も仕事の会場となったホテルで丸一日。継ぎの日は,いろいろと訪問先を回る間に時間は過ぎ,途中,天安門も見たことがないという私の話を不憫に思った貸し切りタクシーの運転手が,次の会場に移動する途中に天安門を一周してくれた。ありがとう。でも,車の窓から見える風景は,なんだかテレビを見るようで実感がわかない。
3泊の仕事を終えて,早朝に空港へ。お土産を仕入れるべく,免税ショップ間を走り回る。時間がない。ゲートが閉まる時間になった。久しぶりに小学生のように走った。なんとか飛行機に乗れて,シートに身をゆだねて,何やってんだ俺はと息を弾ませながら思う。相変わらず,余裕がいつもない。
北京から羽田への直行便。羽田に降りられるのがいいね。この便利さは,羽田国際ハブ空港化に賛成したくなるほどの便利さだ。海外でぐったりと仕事で疲れて成田から電車に乗る辛さは,やはりぞっとする。
ただし,富山は大雪。富山空港に着陸できず,羽田に引き返すかもしれないとのアナウンス。はやくおうちに帰りたい。
ロシアで飛行機に乗ってランディングすると,拍手がおこる。私は,この拍手が大好き。飛行機なる鉄の塊がちゃんと飛んで,安全に目的地まで運んでくれた畏敬の気持ち,高度な資格を有する職業であるパイロットへの敬意と安全な飛行への感謝の気持ち,おらぁ遠くまで飛行機のっただよぉ〜という田舎気性などが入り交じった拍手が好きだ。
日本じゃ拍手にお目にかかったことがない。飛行機にのるなんてたいした事じゃない。最近じゃ,パイロットという職業もなんだか子どもの憧れでもなさそうだ。聞こえてくるのは,航空会社の倒産の話。JALから鶴のマークが消えるとともに,なんだか飛行機への特別な思いがなくなってしまったようにも感じる。だから,日本の国内線に乗っても,拍手はきっとおこらない。
でも,豪雪の富山に向かう飛行機は別かもしれない。私は,飛行機に乗りながらそう感じた。今年の大雪は,何度も富山空港を閉鎖に追い込んだ。私の飛行機も,羽田に引き返すかもしれないとの但し書き付きで羽田を飛び立った。みんな羽田に戻ってしまうのではないかと疑心暗鬼になっている。予定時間になっても着陸できない。上空での旋回を続ける。こりゃだめだと半ばあきらめ顔で乗客は皆静かに運命を待つ。緊張をほぐそうとしてかキャンディが配られる。
着陸に備えたチャイムがなる。風が強い。なんども期待が揺れる。飛行に影響がないと何度もアナウンスが入る。ごぉ〜と風がなり,エンジンがうなり,翼が揺れる。なんとなく緊張。耳が痛くなる。唾を飲み込む。
すぅ〜とランディング。エンジンが逆回転し,機体の速度がゆるむ。
私は,拍手した。いい音が響いた。誰も続かない。失敗だ。
いや,そんなことはない。周りの乗客がこちらに振り向き,笑顔で頷いた。いや到着できたね!って顔で頷いた。
そうか,拍手はなくとも,みな同じ気持ちを共有したんだね!

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2010/01/14 22 : 48
こめんと [ 0 ]
CATEGORY : [お山の寄寓生活]
大長谷の自然の変化にはいつも驚かされます。都会よりも変化が激しく,忙しいのです。春の山菜から畑の準備,夏野菜の植え付け,若葉,草取り,追肥,収穫,秋野菜の植え付け,草取り,石拾い,収穫,キノコ採り,畑の片付け,冬の準備,そして本格的な冬の到来,雪かき。
左は,一ヶ月まえ,12月13日の風景。右は現在の風景。この一ヶ月でこんなに違うんです。
 

同じく一ヶ月までの反対方向の風景。
 
太地さんものんびりと軽装で飛行機を飛ばしていたのに,いまや重装備で雪と格闘です。

でも,村の人たちが辟易するようやこの雪も,太地さんや私たちにとっては,物珍しい,非日常的な世界。なんだか怖いやら,ワクワクするやら。
こんなところじゃ,寒くってたいへんでしょ,って言われそうだけど,おうちの中は意外に温かい。いや,富山市内のおうちよりも暖かいのです。雪にすっぽりかこまれたお山のおうちでは,電気カーペットと石油ファンヒーターで温めていますが,なかなかの暖かさ。お鍋とお酒でほっこりです。

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2010/01/09 18 : 25
こめんと [ 0 ]
CATEGORY : [お山の寄寓生活]
朝起きると、窓の外の雪はもう窓よりも高くなりそうです。慌てて窓の外に雪止めのための防御板を取り付けました。
新年早々から今日まで滞在したお山から今日は降ります。太地さんは、せっかく買ってもらったそりが、新雪のため使えず、でも、なんだか尋常でない風景にわくわくする毎日だったようです。
いま大長谷クラインガルテンの風景は、まるで誰も寄せ付けないような風景になっています。私たち以外誰も来ません。

それもそのはず。道路からかんじきなしではおうちに辿りつけず、玄関も雪に埋もれてしまうからです。
 
私たちは、根性のすわった寄寓人です。アウトドア派でもなく、ガーデニング派でもない私たちは、大長谷の寄寓人としてのんびりお山のおうちで過ごす楽しみを味わいに、豪雪のなか、この冬をすごしています。
確かにこの豪雪のなかでの生活は疲れます。
おうちから出かけるだけで一苦労です。ほら、この格好。まるで宇宙人。
 
みなさんも大長谷にいらっしゃるときには、お気をつけて。道路を除雪をしてくださるみなさんは、とても新雪で丁寧な仕事ぶりです。でも、雪の多いときの道路は、滑りやすく、視界も悪くなりがちです。対向車が来てもすぐに止まれません。それでも、寄寓人はお山にやってきます。それほどにも大長谷では、素敵な自然と村人が待っているのです。

今週末は、私の北京出張でお山にはこれないけれど、またすぐに帰ってきます。たとえ、大長谷が豪雪に埋もれていても。

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2010/01/07 23 : 18
こめんと [ 0 ]
CATEGORY : [お山の寄寓生活]
村人の話では、12月25日から5日間、12月31日から4日まで雪が降り続いていたそうです。12月5日から再び降り始め、いまもやみません。
本日は、午後8時から翌朝7時まで大長谷に向かう一本道が、雪崩などの危険性があるために通行止めになるということです。
豪雪です。都生まれの私には、こんな大雪を経験するのもはじめて。かんじきを履いていても、体が雪のなかに沈みます。
太地さんは、雪にうもれながら大はしゃぎだったそうです。私は、雪のなかを出勤し、雪だるまになりながら帰宅する毎日です。これがまた非日常的で、寄寓人の挑戦心をくすぐります。
夜はお鍋と日本酒で温まり、疲れた体を癒します。家が雪に埋もれているので、おうちにいながら「かまくら」気分です。
ほらね。雪はお山のおうちの窓の上まで積もりに積もりました。

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2010/01/06 22 : 38
こめんと [ 0 ]
CATEGORY : [お山の寄寓生活]
あけましておめでとうございます。
お山のおうちにかんじきをはいて雪をかきわけ入りました。
ゆきのながたんも素敵ですよ。

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2010/01/04 23 : 48
こめんと [ 0 ]
CATEGORY : [こぼれ話]
アイスランドのともだち,カールからの久しぶりの挨拶がとどいた。
わたしたちの結婚式にわざわざ家族連れで飛んできてくれたカールとノラ。お互いずいぶんと歳をとりましたが,あまりに遠く離れているので,なかなか声も聴くこともなし,顔を見ることもなし。電子メールでのコンタクトは,思い出したように互いに書くけど,やはり電子メールは味気ない。それぐらいなら,やはりエアメールとかの方が味がある。
今回も電子メール。でも,中身はYouTubeのアドレス。いや,彼らも息災にアイスランドで楽しく生活しているんだと思うとともに,あんな寒いところでこんなに楽しそうに暮らしているんだと,寒い富山にいながら思い,アイスランドっていいなと思わせる映像でした。みなさんもちょっと覗いて,アイスランド気分を味わってみてください。


こうやって連絡もらって,改めて自分からはいつも味気ない電子メールばかり送っていることに気がつく。よし,忘れたころに,今度は会いに行こう。世界に散らばるともだちに会いに行かねば。そのまえに絵はがきでも送らねば・・・。そういえば,毎年出してたクリスマスカード,今年は出しそびれた・・・。反省。

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2009/12/30 00 : 42
こめんと [ 0 ]
CATEGORY : [街のくらし]
たいちさんは,じじとばぁばに侍戦隊シンケンジャーの巨大ロボット「モウギュウダイオー」を買ってもらって,ますますシンケンジャーにうつつをぬかす。なんとかジャーなんてものは,すぐに生まれ,すぐに消える。おもちゃだけ買わせて,あとの責任をとらない。炎神戦隊ゴーオンジャーに夢中になっていたのもつかの間だ。小さい子に思い出も残さない商品文化を植え付けるなんて,ほんとうに淋しいおもちゃのマーチとなりそうだ。
やっぱり,ウルトラの心をもう忘れたか。と,思っていたら,たいちさん,「大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説」にご満悦でした。この顔です。

映画館に初めて入ったたいちさん。緊張したようです。映画見ながらビール飲んだせいか,映画の途中で私はトイレに。席に戻ると,情けない顔して私にしがみついたたいちさん。まっくらな映画館で,ウルトラマンに心奪われながらも,心細かったようです。大声出したり,騒いだりするかなと思いきや,おとなしく夢中になって映画をみながら,キャラメルポップコーンをほおばっていました。
たいちさんは,まだまだウルトラの心を忘れてはいません。ウルトラマンになるのは,諦めたようだけど(地球にいる時間が短すぎるからだそうだ),ウルトラマンはやっぱりワクワクするようだ。
映画終わって帰り道,パンフレットから目を離さないたいちさんを見ながら,父子で映画をみるのもいいもんだとほくそ笑んだ私でした。またいこうぜ!

映画の内容?いや,この映画もなんとかジャーを作っている会社と同じだもの。パンフの最後は売り出す商品説明。なんだかげんなり。セブンに息子作らせて,さあ,次は誰の子が活躍するんだ?
じじとばぁばのお家に戻ると,再びたいちさんは「モウギュウダイオー」に夢中。大丈夫か,ウルトラの心・・・。子どもの求める心に応じられない最近のウルトラマン・シリーズ。子どもの心をつなぎ止めるには弱すぎるかもしれません。たいちさんも,そろそろウルトラマンも卒業かな。

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2009/12/28 22 : 55
こめんと [ 0 ]
CATEGORY : [街を歩く(国内編)]
久しぶりに有給休暇をいただいて,たんこさんの実家にお邪魔しました。
たいちさんは,ばぁばと一緒に上野動物園。私とたんこさんは,浅草に出かけました。
浅草に出かけた究極の目的は,京都人の私にたんこさんがどじょうを食べさせようという企画だったのです。京都人でありながら,私は関東の濃いダシのものが大好き。おそばのつゆ然り,おでん然り。ということで,「駒形どじょう」で思い存分どじょう鍋を食べようということになりました。

うまい!ほんとにうまい。薄い鍋にぎっしりと並んだどじょうを慌てて食べたらだめ。ダシが濃くなっていくと,ますます旨くなる。いっぱいネギをのっけて,山椒を利かせて,どじょうを食します。トッピングにゴボウを頼む。ゴボウの味が重なり,またまた旨し!真っ昼間から熱燗がおいしい。最後に卵をかけて,柳川風。もうたまりません。
ここでは,どじょうだけじゃなくて,酒飲みをうならせるお料理があります。まずは,くじらの竜田揚げ。これは,ほんとに旨かった。それから,鯉の洗い。たんこさんは,鯉が苦手なので,私が独り占め。酢味噌をつけて歯ごたえのある鯉をいただきました。これがまた酒に合う。
おいしかったなぁ〜,と暖簾を後にして,店先で空を見上げると,バンダイのロゴマーク。
「駒形どじょう」は,バンダイ本社ビルのとなりにあるのです。そういえば,上映中の「大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説」を見せるって,たいちさんと約束したっけ・・・と思いながら,良い気分で浅草寺に向かいました。
浅草寺は,いつも外国からのお客さんを連れて行くところ。外国のお客さんにとっては,この江戸っぽい賑わいは人気だし,江戸の街を案内するにはあまりに関西人である私にとって,迷わず案内できそうなところが浅草寺であるという理由からだけど,たんこさんと一緒に歩くと,浅草寺もより華やかで楽しい場所になります。

雷門から本堂に向かう道,いろいろ目移りするけれど,どじょうでお腹がいっぱいで,少し食べ過ぎたと反省。
さて,来年の運勢は?たんこさんはここ数年,おみくじは凶ばかり。結婚してから,凶を引かなかったことを思い出せないくらいです。しかし,このたびめでたく二人そろって,大吉でした。きっと来年はいい年になりそうです。

なかなかとれなかったお休みです。しかも,久しぶりのたいちさん抜きのデートです。お腹はいっぱいだけど,私たちは,花屋敷を抜け,場末の飲み屋ですじ煮込みを肴に,また一杯。私は関西のどて焼きの方が好きだけど,久しぶりのデートとどじょうとすじ煮込みと大吉,とても楽しい休日をたんこさんがこさえてくれました。

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2009/12/28 00 : 13
こめんと [ 0 ]
CATEGORY : [こぼれ話]
Linda Perry のアルバム"In Finght"をアマゾンで仕入れた。Linda Perryの激しく,奔放で,えぐる歌声が好きだ。4Non Blondesもよかったけど(えげつない顔がまたいい!),このソロとしてのアルバムもなかなか。タリッと歌うのもいい。
アマゾンで200円で買った。送料の方が高い。1円でも売っている。Linda Perryは安いな。ソロとしてはあとAfter Hoursというアルバムしか残していないようだけど,なかなか手に入らない。リンダ・ペリー・ノーリターン。
それにしても,商品の価格よりも送料が高いと,なんだかとても自分が間違った買い物をしているのではないかという錯覚に陥る。確かに雪に閉ざされてしまった世界だけど,別に富山に住んでいるから送料が高くなったんじゃないんだ,と自分に言い聞かせる。全国送料は同じはずだ。一部地域に富山が入っているわけではないぞ。じゃ,なんでせっかく買おうとしているこの商品が送料より安いんだ!?これはないかとんでもないものが送られてくるのではないか,みんな買ったあとで売らずにはいられなくなり,1円で売っているのかも。不幸の手紙ならぬ不幸のアルバムかもしれないぞ。世の中1円で良い物を売ってくれるはずはない。不安になって,わざわざ200円で売っているところから買った。私は小心者だ。
アルバムを聴きながら,このアルバムはプライスレスだと気がついた。

なつかしの4 Non blondes この顔と口の動きと鍋の底をさらう声は忘れられない。

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2009/12/22 00 : 59
こめんと [ 0 ]
CATEGORY : [街のくらし]
今日は出張がなくなって、予定外の安息日になりました。富山は今日も雪です。たくさん積もりました。ずっと降っています。お山のお家は雪に覆われていることでしょう。出不精のたんこさんは本日は動きません。まだ体が冬の寒さに納得していないようで、時折窓の外を眺め、降りしきる雪におののいています。ネコのピートが夏への扉を探すかのようです。
とりあえずの朝昼兼ねた食事にドーナツ屋さんに。我が家は大のドーナツ好き。愛煙家でもある私にとってドーナツとアメリカンコーヒーとタバコは黄金トリオでしたが、愛煙家を愛さない近所のミスタードーナツに足も遠のくこの頃です。しかもドーナツ超保守主義者の私はもうなくなってしまったココナツへの未練をいまだに呟いています。あのドトールからバジルターキーがなくなった時の絶望感に似たものがあります。
でも、やっぱり、ドーナツっていいな。真ん中に穴があいていて、甘くて、調和のとれた美しさ。ハニーディップのシロップが美しい光沢を讃える様をみると、ドーナツって美味しいなという勝手な歌を作って口ずさんでしまうのでした。寒い冬にはミスタードーナツ。



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2009/12/19 16 : 18
こめんと [ 0 ]
CATEGORY : [街のくらし]
今日は,ほんとうなら札幌に出張の予定でした。
朝から富山は大雪で,朝ご飯を食べながら,たんこさんとたいちさんは,「どうか大雪で全日空が欠航になりますように。」とお祈りしていました。私が土日にお仕事で札幌に出張するのを,神憑りで阻止しようという魂胆でした。
私の全日空便は,18:10発のANA890便東京行き。札幌直行のエアドゥ便もあるんだけど,お仕事を片付けてからだったから,東京経由で札幌に行く予定でした。
お昼ごろ,富山11:10発ANA886便の欠航の知らせ。お昼に仕事場からたんこさんとスカイプでお話したら,たんこさんはニヤニヤしていました。欠航便が増えていくのが,さも楽しみのようです。
札幌から富山への直行便が,飛び立ったにもかかわらず小松に着陸。これは,富山だけが閉ざされた地域になった模様です。恐るべし富山の豪雪。
午後4時ぐらいに,一斉に富山とつながる便は欠航との知らせが入りました。
たいちさんを幼稚園に迎えに行って帰ってきたたんこさんは,そのニタニタした笑顔をスカイプの画面いっぱいに映し出したのでした。
恐るべしたんこさんとたいちさんの怨念。幼稚園の帰りに,たんこさんとたいちさんは,いたち川のお地蔵さんに念押して「欠航になりますように!」と祈ったそうな。お地蔵さんまで味方して,見事私の札幌出張は水分をいっぱい含んだ富山の雪のなかに消えていきました。
それにしても,弱いぞ!富山空港!
おうちでゆっくり晩ご飯を食べて,たんこさんとたいちさんは,家族の休日を取り戻したのでした。

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2009/12/18 21 : 35
こめんと [ 0 ]
CATEGORY : [お山の寄寓生活]
本日は,お山のおうちの冬支度をしました。もうそろそろ雪がどっさり降ってもおかしくない時期です。畑まわりをきれいにして,物置になっている軒下を綺麗に掃除して,用具を片付け,整理しました。雪かき用ショベルを出したり,「かんじき」を用意したり,真冬に食べる大根や白菜を仕舞ったり。
畑には,まだ水菜や春菊や菜花やカブがあるけど,今日はたくさん収穫して街にも持って帰ります。
淋しい出来事もありました。大事に畑に残していたビーツがすべて誰かに抜き取られてしまっていました。最初は,はくびしんか狸のせいかなと思ったのです。近くの畑では,たくさんの大根がはくびしんらしきものに食い散らされていたからです。ところが,ビーツ畑は,綺麗になくなっているのです。葉っぱさえも落ちていません。どうも,これは人間の仕業のようです。ご近所の畑とお話したら,そちらでは人参をごっそり持って行かれたそうな。それにしてもこんな山奥までやってきて,こんな淋しいことをするなんて。一筆でもあれば,どうぞどうぞってことになるのに。美味しいとも言われないし,いただきますとも言われない。やっぱり,食べ物をもらうときは,いただきます,ごちそうさまをしっかり言うってのは,大切だ。それを言わない大人は,きっとこんな淋しいことをやっちゃうんじゃないかと,太地さんが大きな声で「いただきます!」と叫ぶ姿を眺めながら,思うのでした。
山の冬支度,寒い村に住み人たちの心は,いつまでも温かい。そんな村でこの冬も穏やかに冬ごもりしようと思います。人の往来が少なくなるこの季節,真っ白は大長谷もいいものですよ。正月明けぐらいになると雪に埋もれるでしょうが,そんな「ながたん」も私たちは大好きです。

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2009/12/13 20 : 56
こめんと [ 0 ]
CATEGORY : [お山の寄寓生活]
ふきのとう。ふきは,「蕗」って書くけど,「苳」とも書く。ふゆの草か。ふきのとうは,春の山菜。だけど,ちょうど厳冬前のこの時期にもふきのとうが姿をあらわすことも,このお山で知りました。しかも,この時期のふきのとうは,味がさわやかです。
 
お山での2度目のお山の冬です。冬のこのささやかな楽しみであるふきのとうは,寒さを押し殺して採りに行きます。
ふきのとうをとりながら,思うのです。必要か不必要かをことごとく選別しなければならないこの世の中のせちがらさ。どうでもいいことに予算や時間を使う豊かさをもつことのできない私たちの世界の貧しさを。
ふきのとうは,なくてはならないものではないし,毎年スーパーで見つけては春の薫りを楽しむほどに,我が家は風情があったわけではないけれど,こうしてお山で季節を感じて暮らしてみると,なるほどどうでもいいことがとても大切でいとおしいものに思えてくるのです。
役にたつかどうかとか,わかりやすいかどうかとか,必要かどうか,なんて問い糺す世界は,せちがらい世界だと思う。無駄でもいいから,おやんなさい。こうして育つ未来もある。亡くなった我が父は,私が学生のころに,「無駄の有」といって,無駄にも有があるんだ,おやんなさいと宣った。ま,おかげで,無駄の多い私が育ちました。自己防衛かもしれないけれど,きっとこの世界は,どうでもいいことが少なくなればなるほど,とても居心地がわるい世界になるんだろうな。どうでもいいことをどんとやってみようと言える豊かな世界になってほしいな,と無駄だらけの我が家ではふきのとうを愛でながら思うのです。

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2009/12/08 23 : 33
こめんと [ 0 ]
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